大事に育でだ安全安心な食材で、地のうまいもんをご馳走したい

この仕事をいつ始めたのか

自然豊かな山形に生まっちぇ、牛どが豚が自宅の牛舎で飼われでる環境で育ぢました。親父は家畜商を営んでだったけど、まったく俺にはノウハウを教えてけんにぇがった。見ておぼえらんにぇがったらわがるわげねーべ!って言われでました。なにちくしょうと思いながら親父を見返したい気持ちがあったもんです。

 

そんな中で自分で育でだ食肉を直接お客様の元へ届げだいと思いたって、1975年(昭和50年10月)に28歳で精肉店を始めだっけな。

どんな苦労があったのか

まず経済的にはかなり苦労したな。かみさんは冷凍庫内で過労で倒れるごどもありました。精肉店を始めだどはいってもすぐに安定した生活ができるだけの売上が得られるはずもなぐ、最初の頃は肉を冷蔵車に積んで、各家庭を一軒ずつ回ってお客様を増やしていったもんです。

飲食店を始めたきっかけ

食肉だけでねぐ、自分で育でだ安全でうまいもんを皆さんに食べでもらいだくて、1991年(平成3年)に飲食店「鈴駒」を経て「本場 米沢牛の店 福昌」を始めだっけ。

 

肥育した米沢牛の堆肥を水田に利用する循環型農業に取り組み、所有する畜舎には県内外の畜産農家が視察に訪れだっけな。飼養から加工まで自ら管理した米沢牛のみどご使い、お店で使う米は、俺が栽培した減農薬の有機米を使用しでます。安全安心、地産地消という食へこだわり続けで、はや30年が過ぎました。

米沢牛とは

1頭1頭に「米沢牛」ブランドを証明する証明書が発行されたものです。米沢牛はA3ランクからA5ランクまでに分類され、かつ生後月齢32ヶ月以上のものに厳選されています。さらに、福昌で扱っているお肉は、A5ランクだけに限定しています。米沢牛についてもっと知りたい方はこちらをご覧ください。

どうして安全にこだわる

人の命に関わる食については、特にこだわり持ってやってます。まずうちの肉はわが子も孫も食うべし。人の体は食べ物によって作られっからよ。そのためには、多少手間がかがったとしても、その食べ物はでぎるかぎり自然由来のものを使うべと思ってこれまでやってきました。

 

大事に育でだ安全安心な食材で、地のうまいもんをご馳走したいです!

牛を育てるにあたって大切にしていること

牛の餌は農薬等の使用が少ない飼料でIP飼料(非遺伝子組換え飼料)のみを使用しったよ。まだ、1頭1頭の生活スペースを分けで飼育しったし、牛舎内にラジカセを置いて音楽を聞かせでけるなど、なるべぐストレスのない環境を作るよう努めでます。

 

店主 勝彦の描く未来

福昌どごとおして、米沢牛の肉の旨味をもっともっと広めていがんなねごで。


お店さわ気軽に足を運んでいだだぐごどのできない遠方の方々さも米沢牛の美味しさを味わっていだだぎだくて、電話・FAX・メールでのご注文も承るごどにしました。これからどんなお客様との新しい出会いがあるのかワクワクしています。

福昌について

地元さ根ざして、地元の方々に支えでいだだいで30年が過ぎました。おかげ様で、しばしばTV番組の取材があったり、芸能人の方にもプライベートでいらしていだだいだり、多ぐのみなさまに愛されるお店になることがでぎました。お客様がら「うまがったー。まだ来っからよ!」で言われだどぎは、この仕事してでいがったなーと思います。


最近では2021年10月にTOKIOの国分太一さんにご来店いだだぎました。
国分太一のお気楽さんぽ」でも紹介いただきました!

 

広い駐車スペースを利用し、観光バスツアーの食事拠点ともなっています。

 

お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。スタッフ一同、首なんがぐしてお待ぢしております!